よく言われる「四十八手」のセックス体位ですが、これ、数が多すぎて混乱してしまいますね。似たような体位でも呼び方が違ったりもしますし。
男が上、女が上、横向き、座ったまま、または正面から、もしくはバックから、立ったままで、などなど、取り組みの形で分かりやすく四十八手を分類しました。セックスを洒落っ気たっぷりの遊びにしての楽しみ方が「四十八手」であると言えましょう。 |
四十八手を体位別に分類 |
セックス体位の一覧表
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四十八手の一覧表 |
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いわゆる「四十八手」ですが、これは何も厳密に「48通り」だけに限定、ということではありません。この数は、「かなり多い」ということを表しています。ちょうど、アラビアンナイト「千夜一夜」の「1001」が「非常に沢山の」という意味で使われているのと同類です。異なった名称で実態は重複している体位を除外しても、100通り以上の「48手」が伝えられてきています。
元々は古代インドのカーマスートラ (Kamasutra:性愛経書) が中国経由で入ってきたものをお手本にしている訳で、別に胸を張って「日本文化に特有の」とか威張れる筋合いのものでもありませんが、古代の神話においてさえセックスがのびのびと謳歌されていた日本文化の遊び心が「四十八手」をスンナリと受け入れ、それをはぐくんだ土壌となっています。遊びですから、その中身はタワイもないものです。右手を挙げたから、それを「右手あげ」と呼ぼう、といった類のお手軽な遊びです。 大切なのは「四十八手」の中身そのものではなくて、そこに体現されているおおらかで粋な遊び心なのです。やれ陰毛が見えたからいけない、とか、性器を描いているから逮捕してやろう、などと見当違いなことをわめき散らす野暮でおせっかいな官憲などが逆立ちしたって取り締まることのできないのは人の心なのです。 |
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イメージに一番近い画像をクリックしていくと知りたい体位の四十八手名称が分かります。 | |||||
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