無修正動画では当然のことながら女優(時には素人の女性)が主役です。綺麗な体、激しい動き、甘い喘ぎ声、そしてオーガズムに達する時の歓喜の表情などがAV女優の見所です。
しかしながらAV女優の演技を支えているのは「サオ師」もしくは「ハメ師」と呼ばれるAV男優です。AV男優が主導権を握り、セックスの流れを組み立てていきます。ダンスと同じです。男性がパートナーをリードし続けるのです。
男性の視聴者にとっては映像的に邪魔なだけの存在なので、AV男優は目立たないことを求められます。時には顔出しさえ許されない黒子に徹します。
主役級の活躍を要求されると同時に裏方に徹することを求められるAV男優はプロです。大昔のピンク映画やテレビのドラマのベッドシーンなどとは違って、今の時代のエロ動画はすべてガチンコの本番・ハメ撮りになっています。「やらせ」「演技」「感じているフリ」などはもはや通用しません。実際に相手の女優(もしくは素人)を責めてエクスタシーにまで追い込むだけの根性、体力、そしてテクニックがAV男優には求められます。「サオ師」「ハメ師」の「師」には「プロ」、「職人芸」の意味が込められています。
乗馬にたとえると、馬が女性、騎手が男性です。乗りこなす技量のある騎手が騎乗すれば、馬は充分にその力を発揮することができます。騎手はただ乗っているだけではなく、馬のもっている資質を最大限に引き出す役割を果たします。ただの「仲良し」では馬が言うことをききません。乗り手が下手だと馬は動くことすらしないのです。上手な騎手が乗れば、馬は走ったり、横に歩いたり、後ずさりしたり、ジャンプしたり、そして後ろ足2本だけで立ち上がったりさえするのです。馬も女性も調教次第、乗り手次第です。
騎手が名人ならば馬は実力以上の力を発揮します、サオ師(ハメ師)が巧ければ女性は面白いほど激しく反応します。
下手くそな男がいじると女性はウンともスンとも言いません。良く言われるような「マグロ」状態で転がっているだけのことさえあります。同じ女性がセックスの達者な男の手にかかると面白いように豹変します。容赦なく責め続けられて喘ぎ声を上げ始めます、よがり声がすすり泣きに変わり、最終的には絶叫しながら果てることさえあります。明らかにリードする男の腕の違いが女性の反応に出るのです。ここら辺は楽器とも似ています。演奏者が上手ならばいい音が出ますし、下手な演奏者だと音楽にはなりません。
サオ師(ハメ師)はプロですから、彼らの性技、心構えなどには学ぶべきものが多々あります。AVは男にとって貴重な教材です。無修正動画でハメ師のテクを盗むことをお薦めします。